
SOMPO美術館では、新進作家支援のため2012年度から平面作品の公募コンテスト「FACE」を創設し、入選作品を紹介する「FACE展」を毎年開催しています。
第一回目のFACE2013から前回年度まで、各年の入選作品・受賞作品、その審査講評、作家情報、展覧会情報と当時の募集要項などの情報を集約したアーカイブサイトを作成しました。

閲覧したユーザーがFACE展を鑑賞しに美術館へ訪れるきっかけになったり、アーティストの方に「コンテストに応募してみたい」と思ってもらえるサイトになることを目指して、コンテンツの企画・制作を行いました。
SOMPO美術館サイトのイメージ要件であるシンプルかつモダンな印象のトーン&マナーをベースとし、作品の世界観に浸れるよう作品画像を主体にしたミニマルなデザインとしました。年度を横断した複数点の受賞作品をメインビジュアルとすることで、FACEの変遷や歴史など、アーカイブの感覚が伝わるビジュアル表現を採用しています。
また、多様な環境のユーザーを想定し、導線や操作感をイメージしやすい明確でわかりやすいボタン表現や、さまざまな閲覧環境(画面サイズ)に最適化させるレイアウトデザインなど、アクセシビリティに配慮したデザインとしました。
ユーザーにできるだけ多くの作品を見てもらえるように、作品一覧では掲載順序は設定せずランダムに表示する仕様としています。受賞カテゴリごとに作品を閲覧できる絞り込み機能、フリーワード検索機能なども実装しています。
