2017年、東京ミッドタウンにニューバランス世界初の都市型ライフスタイルコンセプトストアとなる「ニューバランス六本木 イチキュウゼロロク(New Balance ROPPONGI 19:06)」がオープン。アクシスは内装デザインを担当し、国内外複数のアワードにて、高い評価を獲得しました。
店舗のデザインコンセプトは「間(Ma)」。2つの物事の間、勝ち負けの差、ライフスタイルとパフォーマンスの融合、対照的な素材の組合せなど、空間全体で表現しています。
サブコンセプトは「変(Transformation)」。モジュール化されたボックスはディスプレイ家具として壁面から出し入れが可能で、スペース効率の最大化を図っています。レジも壁面に収納され、必要な際に引き出せる仕組みとしており、用途、VMD、ローカルニーズに合わせて店舗デザインを変更できるメカニズムを目指しました。
2018年に「DSA日本空間デザイン賞2018(主催:一般社団法人日本空間デザイン協会)」において金賞を受賞、そして「JCD デザインアワード 2018(一般社団法人 日本商環境デザイン協会)」において金賞と西尾洋一賞(『Casa BRUTUS』編集長)を受賞しました。また、海外では、「World Interiors News Awards 2017(WIN Awards)」において、ショートリスト7作品にも選定されました。
店舗名の「19:06」はブランドが誕生した1906年に由来し、デジタル時計で表示することで、111年の歴史と今も時を刻み進化を続けるブランドの姿勢を込めています。