2009〜2018年まで、株式会社NTTデータが発行する広報誌のアートディレクションとデザインを担当しました。「変える力を、ともに生み出す。」というグループビジョンにあわせ、初代は『KAERU RYOKU』を12冊制作。2013年からは「NTTデータ INFORIUM 豊洲イノベーションセンター」から同じ名前を採用し『INFORIUM』として10冊制作しました。
ターゲットにビジネスリーダー層を想定し、知性を感じる誌面設計を意識しました。ダイナミックな誌面を演出しやすいよう判型は『KAERU RYOKU』、『INFORIUM』ともにA4変型としています。
メインの本文組は、コントラストがきつくなりすぎないよう書体「黎ミンY10」を採用。字間、段間は広めに設定し、ベタ組よりも誌面が広く感じられるようにしました。『KAERU RYOKU』の時にはなかった、読み物の印象をより訴求するため、3段の縦組みを取り入れています。